子供の青あざ、白血病、消える、身に覚えのないあざ

 


子供の青あざには種類があり、打撲などで出来た青あざは直ぐに消える場合が多いですが、ぶつけた覚えのないあざは消えない場合があります。


青あざの中にもいくつか種類があります。

消えないあざの場合は病気の可能性があるので、

早めに病院に行きましょう。


青あざが出来た時、消えるのか心配する人もいるかと思います。

治療をすれば、ほとんどの場合は消えます。


そこで今回は

・子供の青あざの正体とは

・青あざについて

・子供の青あざよくある質問

について紹介します。




子供の青あざの正体とは



一般的には青あざは、大きく分けると
4種類あります。

青あざの種類

<ぶつけてない青あざ>

蒙古斑・異所性蒙古斑

生まれたての赤ちゃんのお尻の青あざを「蒙古斑」といいます。

お尻の青あざであれば10歳ごろまでに9697%の人が自然に消えると言われています。

特に治療しなくても

大丈夫です。

太田母斑

日本人を含む黄色人種の女性ができやすいもので多いと言われています。

特徴は、顔の片側のおでこ~目の周り~頬~上唇といった領域に限って現れる点状の青あざです。日本では

1000人に12人の発生率とされています。

一度発症すると自然に治ることはなく、レーザー治療が効果的とされています。

青色母斑

メラニンと呼ばれる色素を有する青色母斑細胞が増殖する事を原因として発症します。

色調としては青色から黒っぽい色まで様々で、特に思春期以降に生じることが多いです。大きさは

1ぐらいのものがあれば、それ以上の大きさのものもあります。これは体のいたるところに生じることがありますが、顔や首、手や足などに多く見られます。

後天性真皮メラノサイトーシス

太田母斑に似ている事から「遅発性太田母斑様色素斑」と呼ばれることもあります。

多くは20歳前後から出現します。色調は、シミやそばかす、肝斑は茶褐色に見えます。

この「遅発性太田母斑様色素斑」の正体については未だに不明な点が多いのが現状です。





青あざについて。病院での治療法。




子供の青あざには先程紹介した4種類があります。

1. ぶつけてない青あざ症状や治療法



蒙古斑

太田母斑

青色母斑

後天性真皮

メラノサイトーシス

症状

生まれつきの

青あざ

顔の片側に出る

点状の青あざ

1以内の少し硬い青いほくろの様な物

左右対称にできる点状の青あざ

発症する場所

主にお尻

顔の片側のおでこ~目の周り~頬~上唇といった領域

顔や首、手や足など

主に顔

発症時期

赤ちゃんの頃~10歳ぐらいまで

年齢関係なく女性に多い

思春期以降

多くは20歳前後から

出現

治療法

自然に消える・

レーザー治療

レーザー治療

手術

レーザー治療


青あざの治療法の多くは「レーザー治療」が効果的とされています。

・アレキサンドライトレーザー

Qスイッチレーザー

この2種類のレーザー治療があります。


2. ぶつけた時に出来る青あざ症状や応急処置

<症状>

ぶつけた時は、病院で診察してもらうと打撲と診断されることが多いです。

一般的に炎症が打撲したところやその周りで起きて、熱や腫れ・しこりがあって青紫色に皮膚が変わっていれば、

皮下出血の内出血と言われるものが起きていることがあります。その為、ぶつけた時は青あざが

出来やすいです。

打撲が軽い場合どれくらいで治るかというと、青あざが約3日程度で消え、痛みや腫れは約12週間で

治まります。

<応急処置>

ぶつけた時には、次のような応急処置を行います。

・安静にする

・冷やす

・適度に圧迫する

などです。応急処置後は病院で診てもらいましょう。


3.危険な青あざ

危険な青アザは、身に覚えのないあざです。この場合は病気の可能性があります。

<血管や臓器の病気>

・老人性紫斑

・アレルギー性紫斑

・肝機能障害

<血液の病気>

・血小板減少性紫斑

・白血病

・血友病

などです。

中でも「白血病」は危険です。

血液の細胞の基となる造血幹細胞に異常が生じ、ガン化された血液細胞が生み出されるようになる病気です。

この場合、青あざが治らない場合が多いです。

身に覚えのないあざは、直ぐに病院で診てもらいましょう。




子供の青あざについてよくある質問




ここでは、よくある質問を紹介します。

・子供がイスから落ちておでこを打ちました。暫くしてコブと青あざが出来ました。病院に行った方が良いのですか。

【回答】

何も症状がない場合、病院に行く必要はないと思います。不安になる場合には病院に行きましょう。

CTMRIなどの精密検査を受けましょう。

・子供が階段から落ちて頬を強打しました。頬が腫れあがり、青あざになっていました。骨に異常はなさそうですが、病院に行くなら何科を受診すればよいですか。

【回答】

青あざの状態によって違いますが、何科に受診すれば分からない場合は、総合病院に行って子供の症状を詳しく伝えると、症状にあった科に案内してくれます。

10か月ぐらいの子供ですが、青あざが足首あたりに100円玉くらいの大きさのものがあります。病院でみてもらうとレーザー治療を勧められました。本当に消えるのですか。

【回答】

レーザーを照射されるとチクッとした痛みがあります。治療直後は、あざが濃くなったように見えますが、処方される薬を塗るうちに薄くなってきます。

アザの程度には個人差があり、効き目は一概には言えません。

またレーザー治療は1回の治療では消えることはありません。何回か治療して徐々に消えて行きます。


などがよくある質問です。

是非参考にして下さい。




子供の青あざのポイント




子供の青あざは種類によって治る期間が違います。


これはぶつけた場合の青あざです。

一番危険なのが、身に覚えのないあざです。この様な青あざは、先程紹介した病気の可能性があります。

身に覚えのない青あざを見つけた場合は直ぐに病院に行きましょう。


今回お伝えしたポイントは

・青あざの正体を知る事

・身に覚えのない青あざは病気の可能性がある

です。

青あざの正体を知っておけば冷静な対処が出来ます。

また見に覚えのない青あざは、病気の可能性があるので非常に危険です。


どちらにしても病院で診てもらうと安心できます。

特に身に覚えのない青あざの場合は直ぐに病院に行くようにしましょう。


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