らっきょう、太る、ダイエット、痩せる、効果、痩せた、効能


らっきょうの効果、効能は沢山あって、健康に良いという事はよく知られています。

例えば糖尿病にいいとか、肌荒れの改善、ダイエット効果等、他にも色々な効能があります。

ですが一方、らっきょうは痩せるというより、太る、とも言われています。

それはらっきょうには酢が使われているので、そのせいで食欲がわいてしまうからとか、甘酢を使っている場合は糖分が多いからという理由があります。

とは言えらっきょうは体に良いので、出来たら積極的に食事に取り入れたいものです。

らっきょうの効能や、食べるに当たっての注意点等を解説します。




らっきょう、ダイエットに良いと言われてるけど、かえって太る?



らっきょう自体はとても低カロリーの食材です。

ですがらっきょうは、たいてい甘酢漬けにしたりして酢を使っています。

酢を使ったものは食欲を旺盛にしてしまうものです。

特にライスカレーには、らっきょうを付け合わせにする事が多いかと思います。

ライスカレーとらっきょうはとても相性がよく、一層ライスカレーの美味しさを引き立たせます。

そうするとライスカレーを沢山食べてしまうという事になります。

夏の熱さで食欲不振になる時も、らっきょうは胃や腸の調子を整えて食欲増進の作用があるので、夏バテに良いと言われています。

なのでらっきょうを食べると食欲がわいてしまうので、そういった観点から見るとらっきょうは太る、という事になります。


また、らっきょうに使われる甘酢ですが、甘酢を作る時にはかなりの量の砂糖を使います。

甘酢漬けにしてもらっきょうのカロリーはそれ程変わらないのですが、糖質が高くなります。

つまり甘酢漬けのらっきょうを食べ過ぎると糖分を沢山摂ってしまう事になるのです。

ですからダイエットしている人がらっきょうを食べるなら、塩漬けのものを食べた方がいいでしょう。

らっきょうの塩漬けの作り方は、ネットで検索すると沢山レシピが出て来ますよ。




らっきょう、ダイエットに良いと言われているのはなぜ?




前述でらっきょうが太る原因を作る事もあるとご説明しました。

ですが以前よりらっきょうはダイエットに良いとも言われているのです。

それには訳があります。

らっきょうには、アリシンという成分が含まれています。

このアリシン、血流をよくする働きがあるので、むくみが取れると言われています。

またこのアリシンは便秘解消にもなります。


さらにらっきょうにはサポニンという成分も含まれていて、これは脂質の代謝を促してくれます。


また、フルクタンという食物繊維が多く含まれているのも、ダイエット効果があると言われている所以になります。

このフルクタンは便通も良くしてくれますが、それと共に脂質や糖質の吸収を抑える働きがあるので、脂肪が蓄積しないようにしてくれます。


ですのでらっきょうを食べて痩せたという口コミも多くあります。



らっきょうはどういう風に健康に良いの?らっきょうの効能とは?



らっきょうには前述したアリシン、食物繊維(フルクタン)、それにナイアシンやカリウム等が含まれていて、ダイエットだけでなく健康維持にも役立ちます。


◎アリシンはビタミンB1の吸収をかなり高めてくれるので、疲労回復になり脳の働きも助けます。

又コレステロールを下げ、血液もサラサラにしてくれるので動脈硬化や脳卒中、狭心症の予防になります。

抗がん作用もあると言われています。


◎食物繊維(フルクタン)は水溶性の食物繊維で、腸内環境を整える作用があります。

コレステロールや中性脂肪を低下させ、血糖値の上昇も抑える作用があるので糖尿病にも良いとされています。


◎ナイアシンはビタミンB群の1種ですが、皮膚や粘膜を健康に保つ作用があります。

肌荒れの改善になります。


◎カリウムは体内の余分なナトリウムを排出する作用があり、むくみや高血圧の予防にもなるので、血圧を気にされている方は食べるといいでしょう。


そんなに健康に良いのなら、らっきょうを沢山食べたいと思うかもしれませんが、注意しなければならない事があります。

それはらっきょうは一度に沢山食べると良くないのです。

らっきょうの大量消費は絶対にNGです。

食べ過ぎるとどうなるのかと言ういうと、胃に負担がかかり、胃が荒れてしまうのです。

又食物繊維が豊富なので、下痢になってしまう可能性もあります。

らっきょうの適切な量は、1日に4粒から5粒と言われています。


そしていつ食べるのが一番おすすめでしょうか。

それは食前です。

らっきょうは食物繊維が豊富ですから、食前に食べると、まず最初に食物繊維を摂る事になり、効果的に血糖値の上昇を抑えてくれるからなのです。



らっきょう、食べ方はいろいろ!



らっきょうというと、甘酢漬けというイメージがありますが、実はらっきょうの食べ方はいろいろあります。

以前には「ためしてガッテン」でも特集されましたが、らっきょう嫌いのタレントが食べられるようになったりしています。

どんな食べ方があるのでしょうか。


生のらっきょうは熱を加えると甘味が出て、とても美味しくなります。

らっきょうの天ぷらやじゃがいもの代わりにらっきょうを入れたらっきょうカレー、ただ焼いた「焼きらっきょう」等があります。

又、甘酢漬けのらっきょうをマヨネーズとこしょうで混ぜ合わせたり、味噌で漬け込んだりしても美味しいようです。



らっきょう、生産量のランキングは?



らっきょうの生産量のランキングの1位は鳥取県で、次はきん差で鹿児島県、3位は宮崎県です。

鳥取県と鹿児島県で全国シェアの60%近くを占めています。

鳥取県は砂丘で有名ですが、らっきょうは生命力が強く、水が少ない砂丘地や荒れ地でも栽培出来ます。

鳥取の砂丘は夏は太陽が照り付け、冬は雪が降り積もる事もありますが、そのような砂丘地でもらっきょうは元気に育ちます。


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