産婦人科の初診、なんて言う、妊娠、持ち物
妊娠検査薬で陽性となったら、ちゃんと産婦人科で検査をしてもらわなければなりません。
でも普段は病院のお世話になったことがあまりない方等、産婦人科へ行かなければならないと思っただけで、ちょっと緊張してしまうかもしれませんね。
旦那様に付き添ってもらうのもいいかもしれません、かなり心強いでしょう。
では、初診の流れがどのような流れで、何を準備をして行った方が良いのか等、考えてみましょう。
産婦人科の初診はいつごろに行く?タイミング?
初診というのは初めて受診することですが、妊娠検査薬で陽性と出ても、
産婦人科の初診に行くタイミングには
ふさわしいタイミングというものがあります。
なぜかというと、初診のタイミングがあまり早くに産婦人科へ行っても正常妊娠なのか、
それとも問題のある妊娠なのかの判断がつけられないのです。
また、胎児の心拍が確認出来ない場合、再び受診する必要が出て来ます。
二度手間になるような事は避けたいですよね。
では、初診はいつごろのタイミングが良いのかと言うと、最後の生理開始日から5週後半から6週前半くらいに、受診するのが最適なタイミングです。
これ以上遅くなると、異常妊娠だった時等、流産になる危険性もあるからです。
受付でなんて言う?初診の検査は何をするの?
妊娠したかもと思い、初めて産婦人科を受診する時は、
何するのか少しドキドキするかもしれません。
まずは受付で、次のような事を伝える人が多いかと思います。
妊娠検査薬で陽性と出た事、生理も遅れている事、そしてきちんと妊娠検査をしたい、という事等です。
受付で普通にその旨を伝えればOKです。
「生理が遅れていたので妊娠検査薬で調べてみたら陽性でしたので、検査をお願いします。」といった感じで良いかと思います。
予約制の病院の場合は、受付で言う事は「予約している〇〇です」とか、又は予約番号を伝える事になります。
*問診・・次に医師と対面して、詳しく問診を受けますが、大体次のような事を聞かれます。
1. 今までに出産したことはあるか
2. 生理について(最後の生理はいつか、生理周期等)
3. 既婚かそうでないか
4. 妊娠検査薬で陽性と出た日にち
5. 基礎体温について
6. 体の不調
7. 過去の病歴
等々、他にも聞かれることはあると思います。
不安がらずに正直に答えればいいだけですので、緊張する必要はありません。
*初診の検査
◎尿検査・・普通の健康診断でもやった経験はあるかと思いますが、コップを渡されるので、採尿します。
◎触診・・医師がお腹を触り、子宮の様子を調べます。
◎内診・・内診台に乗って、実際に膣内を触診します。
子宮の大きさや形、状態を調べ、子宮筋腫等や感染症(性病)になっていないかも診ます。
この内診と共に子宮頸がんの検査を行う病院は多いようです。
◎超音波検査・・初診時の超音波検査は経膣プローブという超音波発信装置を使います。
(お腹にゼリーを塗って外から超音波を当てる検査は、妊娠中期から行われる方法です。)
そしてすべての検査が終わったら、妊娠しているかどうか、いつ頃が分娩予定日になるかの説明を受けます。
また生活して行く上での注意点やアドバイスの説明もあります。
大切な事なので、メモ帳を持って行くのもいいかもしれません。
では、初診にかかる時間
こういった検査にかかる時間はどれくらいでしょうか。
一般的には30分位という人が多いですが、長くても1時間以内には終わります。
予約制の病院でなければ、待ち時間も考慮に入れておいた方がいいでしょう。
服装や持ち物は
初診に必要なものは
産婦人科へ行く時には、服装のことも考えた方がいいでしょう。
内診するので、脱ぎやすいものを身に付けて行った方が手間取らずに済みます。
洋服、下着、靴、すべてすっと着脱出来るものが理想です。
ズボンよりスカートの方が良いと言えます。
持って行った方が良いものは内容は以下のものです。
1. 保険証
2. 現金・・妊娠は病気ではないので、保険適用外になります。(妊娠していたらの場合です)
ですので、診察料は病院によっても初診の費用は変わりますが、いくらなのか値段を考え初診料金は5000円から10000円は持って行った方が安心です。
3. 生理用ナプキン・・内診した後に多少出血する場合がありますので、ナプキンを持って行きましょう。
4. 基礎体温表
等々です。
行く病院によっても持ち物は変わるかと思います。
初診の予約時、あるいは予約なしでということもありますが
初診の電話をしてから
病院へ行く前に、持って行くものを聞くのが一番良いでしょう。
緊急時もあるので一概には言えないです。
※保険証なしの場合は原則として自費になりますし、保険証を忘れた場合は一旦自費で払い、金額は後日返金してもらいます。
初診の病院はどう決める?初診から変えるのもあり
産婦人科の初診へ行く場合、
初診の病院はどこの病院が良いのだろうと誰でも考えますよね。
近ければどこでもいいという風に考える人もいます。
でも、そういう決め方は良くありません。
もちろん自宅から近い所を選ぶのは大切ですが、他にも医師が親身になってくれること、出産で入院する時に個室であること、産後にも色々相談にのってくれること、食事が美味しいこと等、色々あります。
初診の次からは何回も妊婦検診に足を運ぶことになりますし、出産後もお世話になるので、良い病院を吟味して決めましょう。
2人目もここで決まり、と思える病院がいいですね。
とは言え、せっかく初診で行った病院なのに、何だか医師と相性が悪いということもありますね。
でも病院を初診から変えるのってどうなんだろうと、迷うのも確かです。
ですが、初診と違う病院に変えるのは何も問題ありません。
もしどうしても嫌なら病院を変えるのも構わないかと思います。
出来るだけ早い段階で変える方がいいと言えます。
生理不順や生理痛等
産婦人科は妊娠、出産だけでお世話になるものではなく、女性にとっては一生涯お世話になる病院かもしれません。
生理不順、生理痛、不正出血等で診てもらうことも出来ますし、ピルを処方してもらうこともあります。
又、中々妊娠しないため妊活のために通ったりします。
50代以上になれば更年期障害で診てもらうかもしれません。
産婦人科と言っても、それぞれ得意分野というものがあります。
いずれにしろ、産婦人科は、
自分に合った良い病院を選びたいものですね。