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産婦人科で最も多い中絶手術、そしてみんな「怖い」と言っています。しかし予期せぬ妊娠により人工中絶を選択する女性は増え続け、
中絶を繰り返す女性も少なくはないといえるでしょう。
では中絶後。
中絶後性行為はいつからしていいの?
人工中絶手術を行った後、いつから性行為をしても良いのでしょう。
出血中の性行為。 妊娠の確率。 妊娠しやすい時期と性行為の再開
<妊娠と行為の再開>
流産手術後、
出血が止まれば性行為を再開してもよいのですが、手術後2週間程度で排卵と重なる場合があります。
つまり妊娠しやすいです。
妊娠の確率が高い時期ということです。この時にしっかりと避妊しておかなければ、次の月経を待たず連続してすぐ妊娠したということにもなりかねません。
そして出血中の性行為は子宮内でのリスクや今後の分娩、流産のリスクが高まるので控えた方が良いでしょう。
知恵袋には中絶後の性行為についての相談も多く寄せられていて、中には中絶手術の3日後に性行為してしまったという相談も寄せられています。
本来ならば手術後、14日以内に排卵することはなく、最初の月経がくるまで、またはできれば1ヵ月は性行為も行わない方が身体的にも安全なのです。
痛い 。人工中絶手術後のケア
<手術後のケア>
手術後は出血や嘔吐が10日程度続く場合があります。
中絶後、2週間程度で出血や嘔吐が止まり、1ヵ月半ほどで月経がきます。
また手術後はホルモンバランスが一時的に乱れ、周期も変化するため、
周期の期間や痛み、下痢、
量の変化、予定より早いなどの症状が出ることもあります。
他にも妊娠により大きくなった子宮が手術後に少しずつ小さくなっていく影響から収縮痛が起こり腹部が痛いなど。子宮の回復には1週間、2週間ほどかかります。
下腹部痛。手術後1週間ほどで検診を案内
いつもより強い下腹部痛を感じたら市販の鎮痛剤を服用することで収まることが多いです。
中絶後、1週間ほどで検診を案内する医療機関もあります。体調の不安があれば検診で相談してみましょう。
感染症など。中絶できる期間とリスク
<中絶できるのはいつまでなのか>
中絶手術には妊娠12週未満の初期中絶手術と、妊娠22週未満の中期中絶の2つがあります。中絶ができる期間は法律で妊娠22週未満と定められています。それ以降は母体にもリスクがかかるので中絶手術が認められていません。
また中期中絶手術は出産と同じように分娩する必要があるので、中期中絶後には死産届を提出する必要があるのです。
<中絶後の身体的リスク>
◎子宮頚管損傷
急に子宮頚管が拡張してしまうことがあります。すぐに症状が現れなくても次の妊娠時に子宮頚管無力症を起こす可能性があります。
◎感染症
子宮内が傷ついたり雑菌が入ればそこから感染症を起こす可能性もあります。また腹膜炎を起こすリスクも高くなります。
◎PTSD(心的外傷ストレス)?
中絶手術により発症する場合があり、PAS(中絶後遺症候群)と呼ばれています。性的暴行などにより発症する場合もあるといわれています。
しかしこれについてはもしも精神科医や臨床心理士の治療をうけてしまうと
薬は麻薬であるため薬物依存症になってしまいます。
辛いことがあっても薬でなくなるわけありません。
性行為したくない 、性行為してしまった。
暴力や性的暴行などから、
精神不安定や性行為したくないなどの感情が長く続くことも考えられます。
中絶後の性行為、
身体的、精神的に回復していないうちに性行為を行うと
今後の妊娠にも影響が出る場合があるというわけです。
アフターピルの服用の理由とメリット・デメリット
避妊に失敗してしまったり、性的被害にあった時などの緊急で使用できる避妊薬があります。避妊失敗後に服用できるのはアフターピル(緊急避妊薬)だけです。
<ピルの服用>
アフターピルは他の避妊方法と比べれば服用するだけで高い妊娠回避率が望めます。
避妊失敗した性行為から72時間以内に服用することで精子の侵入を防ぎ、子宮内に精子が入りにくくなり妊娠が難しくなるのです。
服用する時間が早ければ早いほど妊娠回避率は上がりますが、
完全なものではないので避妊の確認ができるまで
中絶後の性行為は
行わない方がいいでしょう。
中絶手術後、一週間から望まない妊娠を防ぐため、ピルの服用を勧める医療機関もあります。
<服用のメリット>
◎身体的・精神的にも負担が少ない
◎中絶手術と比べると金額が安価
◎オンライン受診可能な医療機関もあることから誰とも会わずに購入できる
<服用のデメリット>
◎ホルモンバランスの崩れから体重増加
◎不正出血
◎頭痛やむくみなど
避妊失敗後の緊急時に服用するものなので計画的に避妊することはできません。また人それぞれの様々な副作用が起こる可能性もあるので注意しましょう。
性行為後。妊娠の確率。
<膣外射精法>
性行において性行為後、男性が女性の膣以外の場所で射精する場合も確実ではありません。2割程度が失敗し、妊娠するというデータがあります。
中絶後のことも考えましょう。
妊娠を望まないなら必ず避妊具を使用して下さい。
この世に生を受けることが出来なかった赤ちゃんのために供養をとり行う医療機関もあるようです。
どんな理由があるにせよ、産んであげられなかった申し訳ない気持ちをしっかり伝える事も大切な事だといえるでしょう。